浜石岳(はまいしだけ)
| 標高 | 707 m |
|---|---|
| 名山ランク | 日本百低山 |
| 所在地 | 静岡県 静岡市 清水区 |
| 座標 | 35.12011, 138.53353 |
浜石岳の魅力・特徴
- 標高 707 m の日本百低山
- 静岡県 静岡市 清水区 に位置する
- 気軽に登れる低山として親しまれている
週間天気(参考)
浜石岳について
浜石岳(はまいしだけ)は、静岡県静岡市清水区 の北東部に位置する標高707 mの山。東山麓の旧由比町での別名が西山。
概要
南北に連なる稜線は薩埵山と薩埵峠を経て駿河湾に達する。1351年(観応2年)12月にこの南側の山域では、足利尊氏と弟足利直義との1ヶ月に及ぶ薩埵峠の戦い(南北朝時代)の舞台となり、戦国時代の1568年(永禄11年)12月から翌月にかけて武田信玄の軍勢と今川氏真・北条氏政の軍勢との間で2度にわたって薩埵峠の戦い(戦国時代)が行われた。山麓の緩斜面はミカンなどの果樹園として利用され、中腹から上部はスギとヒノキの植林地として利用されている。山頂部は低木林で、アセビの群落や草地となっている。
山頂からの眺めは360度開けている。山頂部の北側に無断中継塔が設置されている。山頂の東約400 mの清水区由比阿僧934-6に、静岡市の体験宿泊施設「浜石野外センター」が設置されている。山麓の由比海岸からは、ゆったりとした野原の山並が望める。静岡市シティプロモーションにより、「オクシズ100選」の一つに選定されている。
地質
山頂に円礫(浜石)があることが山名の由来とみられている。山域は新第三紀鮮新世の浜石岳層群からなり、上部は砂岩、礫岩などからなり、下部は火山砕屑岩、泥岩などからなる。山域は河川浸食や駿河湾沿いの波浪浸食が激しく、大規模な地すべり(南山域の由比地すべり)が繰り返されている。坂本東方から薩埵峠にかけての浜石岳主稜線の尾根伝いに南北に連続する浜石岳断層が確認されている。
登山
富士山が展望できる山として知られていて、登山やハイキングの対象となる山である。静岡百山研究会により、「静岡の百山」のひとつに選定されている。花の百名山の一つに選定されていて、ヤマユリなどが見られる。南の薩埵峠方面からほぼ稜線伝いに山頂に至る登山道が、東海自然歩道のバイパスコースとして整備されている。山頂には二等三角点(点名「浜石岳」、標高706.81 m) と、展望図の石盤が設置されている。主な登頂コースを以下に示す。代表的な薩埵峠からのコースは静岡県版「山のグレーディング」検討会により、無雪期・天候良好時の技術的難易度が「ランクA/(A-E)」(低い-中程度)、体力度が「3/1-10」(低程度、日帰りが可能)とされている。