伐株山(きりかぶさん)
| 標高 | 686 m |
|---|---|
| 所在地 | 大分県 玖珠町 |
| 座標 | 33.26222, 131.13944 |
伐株山の魅力・特徴
- 標高 686 m
- 大分県 玖珠町 に位置する
- Wikipediaにも記事がある知られた山
週間天気(参考)
伐株山について
伐株山(きりかぶさん、きりかぶやま)は、大分県玖珠郡玖珠町山田にある山。標高685.5メートル。耶馬日田英彦山国定公園内に位置する。
大分県玖珠郡玖珠町の耶馬日田英彦山国定公園内に位置する。頂上からは玖珠盆地を一望できる。玖珠盆地は伐株山、大岩扇山、小岩扇山、宝山などの巨石・怪岩の山々に囲まれている。
伐株山の標高は標高685メートルであり、南から北に向かって緩い傾斜をした杓子形の山体の体積は約13万平方メートルである。山上はメサ(卓状台地)の地形となっており、その外観が巨木の伐採に似ていることから伐株山と呼ばれている。
メサのうちでも浸食が進んで頂部が狭まった孤立丘となったビュートと呼ばれる地形であり、二重メサの万年山(標高1,140.3メートル)とともに玖珠町のシンボル的な存在である。玖珠地域には伐株山のようにメサを持つ山が多数あるが、全国的に見てこれだけメサが集中している地域は珍しいとされる。
伐株山がある玖珠地域の気候は内陸盆地型(内陸性気候)で、沿岸部と比べて気温の変動が激しく、年変化、日変化ともに較差が大きい。しかし伐株山の頂上では、盆地の底と比べて最低気温は6℃ほど高く、最高気温は2.5℃ほど低くなっている。また頂上における較差は8.5℃であり、盆地の底と比べて半減している。
伐株山の頂上付近では、深夜に気温が急に上昇することがしばしば起こり、同時に湿度の急減をともなう。これは上空の暖かい乾燥した空気が、山肌で冷却してできた湿った空気と置き換わる現象とされる。
玖珠郡九重町南山田地区には「伐株山のほうに来た夕立ちは粟野に来る」という観天望気がある。
5月下旬から6月上旬にかけてミヤマキリシマやドウダンツツジが咲き、伐株山の登山者はこれらの花を見ることができる。
伐株山の西側の玖珠町小田地区や東側の玖珠町大隈地区には、弥生時代から古墳時代の遺跡があり、昭和50年代の整備事業に伴い数多く発見された。また、北西側には陣ヶ台といわれる丘陵が伸びており、この丘陵上には将軍塚、彦塚、姫塚と呼ばれる円墳や、その他の大小の古墳が確認されている。山頂には南北朝時代に九州における南朝側の拠点となった玖珠城(伐株山城、高勝寺城)の土塀跡が残っている。
1980年(昭和55年)4月には日本山岳会東九州支部によって「大分百山」に選定されたが、2020年(令和2年)11月に3訂版にあたる書籍『新大分百山』が発行された際に除外された。2006年(平成18年)には大分合同新聞によって万年山とともに「おおいた遺産」に選定された。