与那覇岳(よなはだけ)
| 標高 | 503 m |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 国頭村 |
| 座標 | 26.71700, 128.21867 |
与那覇岳の魅力・特徴
- 標高 503 m
- 沖縄県 国頭村 に位置する
- Wikipediaにも記事がある知られた山
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与那覇岳について
与那覇岳(よなはだけ)は、沖縄県国頭郡国頭村に位置する、標高503メートルの山で、沖縄本島の最高峰である。
山頂部は日本国の天然記念物「与那覇岳天然保護区域」に指定され、ノグチゲラやヤンバルクイナなどの動物が生息している。やんばる国立公園へ指定され、また世界自然遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の登録地に含まれている。
沖縄本島北部の国頭山地に属し、沖縄県国頭郡国頭村に位置する。同村の大字である奥間(おくま)と比地(ひじ)の東方にあり、奥間の集落から東へ約4.5キロメートルに位置する。東麓一帯にアメリカ軍の北部訓練場が設定されている。
標高は503メートルで、沖縄本島の最高峰である。また沖縄県内では石垣島の於茂登岳(標高526メートル)に次ぐ第2位の高さで、沖縄県内で標高500メートル以上の山は、この2つのみである。山中にある一等三角点(標高498.0メートル)が、与那覇岳の標高とされていたが、1989年(平成元年)以降に行われた国土地理院の調査で、標高が503メートルと改正され、その地点が三角点から北東100メートルの距離に位置している。
山頂付近は侵食による谷の発達が十分でなく、西側はなだらかな長い斜面を有するが、北・南・東側は西側と比較して傾斜は大きい。また頂上から南側にかけて平坦な尾根が続き、南方に位置する伊湯岳と山稜が連なる。地質は中生代から古第三紀にかけての砂岩・片岩・千枚岩などで構成される名護層である。
与那覇岳一帯は沖縄県で最も降水量が多い。年間降水量は約3,000ミリメートルと、沖縄県平均の約1.5倍で、山域は雲や霧に覆われることがある。南西の麓を源に発した比地川は北西に流れ、北西の麓から発する奥間川と合流し、東シナ海へ流出する。麓東側から床(とく)川が流れ、安波(あは)川の中流部と合流し、太平洋へ注がれる。
植生はイタジイを主体とし、沖縄本島におけるシイ林の標識地として価値があり、ウラジロガシも自生している。雨量の多い地域であるため雲霧林が発達している。1957年(昭和32年)の調査報告書には、104科378種12亜種4品種の植物の分布が記録され、特に蘚苔類(68種)やシダ類(100種)、ラン科(27種)などの着生植物が多いことが挙げられる。
動物は天然記念物のノグチゲラ、ヤンバルクイナなどを含めた陸上脊椎動物は37科74種で、また計3,000種以上の昆虫類やクモ類、ムカデ類、ヤスデ類などが生息しているといわれている。ヤンバルクイナは、1981年(昭和56年)6月28日に幼鳥1羽が、翌月の7月4日に成鳥1羽が、与那覇岳麓の標高約200メートルの畜舎付近の谷間に、山階鳥類研究所の研究員が仕掛けた罠で捕獲された。